🧭 この記事の目的
ここからは、これまでの記事で整理してきた
危険性・資金管理・DD発生条件を踏まえ、
「実際にどう設定すれば、破綻リスクを抑えて運用できるのか」
を 実践レベルで解説します。
本章で扱う設定は、
すべてMT4サーバー時間(UTC+2)を基準としています。
前提条件(重要)
本記事内の時間表記は以下を前提とします。
- MT4サーバー時間:UTC+2
- 日本時間(JST)= UTC+9
例:
- MT4時間 9:30 → 日本時間 16:30
- MT4時間 16:30 → 日本時間 23:30
※ ブローカーによってMT4サーバー時間は異なるため、
必ずご自身のMT4の「Market Watch」で時刻を確認してください。
① 初期証拠金とロット設定の考え方(再整理)
ROSEはマーチン系ロジックを採用しているため、
初期証拠金とロット設定の関係が、DDと破綻リスクをほぼ決定します。
本検証では以下を前提としています。
- 基準ロット:0.01 lot
- ロット倍率:1倍 = 0.01 lot
- 資金ロード率・最大DDは **Equity(含み損益ベース)**で算出
ポイント
- ロットを上げる=DDはほぼ比例して増加
- 初期証拠金を下げる=資金ロード率が急上昇
- 「勝てるか」ではなく
**「どこまで耐えられるか」**が最重要
👉
安全ラインは「利益」ではなく「最大DD」で決める
これがROSE運用の絶対ルールです。
② 稼働時間帯の最適化(MT4時間基準)
結論から
ROSEは24時間稼働させるEAではありません。
フォワードテストおよび過去データ分析から、
MT4時間(UTC+2)9:30〜16:30 に限定した場合、
大きなDDを回避する傾向が確認できました。
なぜこの時間帯が有効なのか
この時間帯は、
- ロンドン市場のメイン時間帯
- 流動性はあるが
急変動・ヒゲ伸びが比較的少ない - アジア時間特有の薄商いによる
一方向マーチンが起きにくい
という特徴があります。
逆にDDが発生しやすいのは、
- MT4時間 深夜〜早朝
- 指標前後
- 急激なトレンド転換が起きやすい時間帯
👉
「勝ちやすい時間」ではなく
「負けにくい時間」を選ぶのがポイントです。
日本時間での換算(重要)
- MT4時間 9:30〜16:30
- 日本時間では 16:30〜23:30
この時間帯にのみ稼働させることで、
- 想定最大DDが抑えられる
- 資金ロード率が安定する
- マーチンの深掘りを回避しやすい
という効果が確認されています。
③ 初期証拠金 × ロット × 稼働時間帯の関係
ここで重要なのは、
ロット・初期証拠金・稼働時間帯は「セット」で考える
という点です。
例えば:
- ロットが小さくても
24時間稼働 → DDが拡大する可能性あり - 稼働時間を絞っても
初期証拠金が少なすぎる → 破綻リスクは残る
安全に近づく条件(整理)
- ロット:想定最大DDが
初期証拠金の50%未満に収まる範囲 - 稼働時間:MT4 9:30〜16:30 に限定
- 指標前後は裁量で停止も検討
👉
「設定を守るだけで、破綻確率を下げられる」
ここまで落とし込めるのがROSEの強みです。
④ 補足:なぜ時間帯の指定が重要なのか
販売ページや一般的な注意事項では、
- 「相場に注意」
- 「ボラティリティに注意」
といった抽象的な表現が多いですが、
本記事では、
- 具体的な時間
- 具体的なDD傾向
- 具体的な資金管理数値
まで踏み込んでいます。
これは実際にフォワードデータを見ていなければ
書けない内容です。
次章予告
次の記事では、
EAを止める判断基準
- DDがどこまで来たら停止するか
- 資金ロード率での撤退ライン
- 「まだ耐える」と「止める」の分岐点
を 数値ベースで整理します。

コメント